工学研究院 応用化学部門
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富永   洋一
Tominaga   Yoichi



博士(工学)
共同・受託研究希望テーマ
共同・受託研究実績
著書
論文
研究業績(その他の活動)
知的財産権・特許
所属学会
研究発表、招待講演等
研究室番号:4-121
メールアドレス
http://www.tuat.ac.jp/~tominag
a/

本学・兼務所属

生物システム応用科学府 食料エネルギーシステム科学専攻
工学府 応用化学専攻
工学部 有機材料化学科
グローバルイノベーション研究院 


教育と研究

イオン伝導性高分子のブレークスルーを目指して

 液体やゲル状物質に匹敵する速いイオン移動が可能な固体高分子材料の創製という難題に挑戦しています。その壁を打ち破るためには、これまでに例のない研究展開が必要です。当研究室では、(1) CO2の化学的な利用、(2) 新規無機材料の機能化や複合化、(3) ポリマーブレンドによるモルフォロジーの制御、などの新しい手法を用いて固体高分子電解質(Solid Polymer Electrolyte, SPE)のイオン伝導度を改善し、構造や物性を解析しています。SPEの高イオン伝導化が実現すれば、オールプラスチック電池や使用環境に左右されない燃料電池など、次世代電源への実用化に期待が集まります。更に、SPEの新しい用途や異分野の開拓についても検討を行っています。例えば、永久帯電防止、微細成形加工技術、人工イオンチャンネル、などが挙げられます。ここでは、固体高分子中における物質(イオン)の移動や拡散現象を基礎とし、合成から応用まで一貫した研究を目指します。[教育について]  研究室では“学生が主役”です。与えられるだけの一方的な研究や教育ではなく、自らの意志で考え行動できる研究者を育成することを目指しています。当研究室に配属となる皆さんには、本気で研究テーマに取り組んで貰いたいと思っています。そのための研究支援は全力で行っていきます。これまでに無い世界で唯一の固体ポリマー開発を目指して、共に頑張りましょう!


キーワード

イオン伝導性高分子、固体高分子電解質、リチウムイオン電池、二酸化炭素、カーボネート、超臨界流体、固体イオニクス、有機-無機ハイブリッド材料、ポリマーブレンド、高分子複合材料


職歴

2012/02- 東京農工大学・大学院工学研究院・准教授
2007/09-2012/01 東京農工大学・大学院共生科学技術研究院・講師
2007/04-2007/08 東京工業大学・大学院理工学研究科・助教
2003/09-2004/03 文部科学省・在外研究員 (ローマ大学 理学部)
2000/04-2007/03 東京工業大学・大学院理工学研究科・助手
1997/04-2000/03 日本学術振興会・特別研究員 (DC1)


出身大学院等・出身学校

2000年 東京農工大学工学研究科物質生物工学専攻  博士後期課程修了
1997年 東京農工大学工学研究科物質生物工学専攻  博士前期課程修了
1995年 東京農工大学工学部物質生物工学科  卒業


研究分野

固体高分子電解質
高分子・繊維材料
高分子化学


研究分野・キーワード

イオン伝導性高分子、固体高分子電解質、リチウムイオン電池、二酸化炭素、カーボネート、超臨界流体、固体イオニクス、有機-無機ハイブリッド材料、ポリマーブレンド、高分子複合材料


研究テーマ

電解質ポリマー材料としての二酸化炭素/エポキシド共重合体の開発 (KEYWORD:二酸化炭素、共重合体、カーボネート)  概要:優れた固体電解質創出のため、様々な二酸化炭素/エポキシド共重合体を開発した。従来型よりもイオン伝導特性に優れており、高いLiイオン輸率や室温における良好な電池充放電特性を示すことが分かった。
 
超臨界二酸化炭素を反応場とする固体高分子電解質の作製とイオン伝導制御 (KEYWORD:超臨界流体、二酸化炭素、固体高分子電解質、イオン伝導度)  概要:超臨界状態の二酸化炭素が高分子中に浸透して局所的な運動性の向上やイオン解離の促進を引き起こす特徴を利用し、超臨界流体中でのイオン伝導性高分子材料の創製やイオン伝導度の改善を試みる。
 
有機修飾メソポーラスシリカの合成と固体高分子電解質への複合化 (KEYWORD:メソポーラスシリカ、固体高分子電解質、複合材料)  概要:規則的なナノ周期構造を有するメソポーラスシリカを利用した固体高分子電解質複合材料を作製し、イオン伝導度の向上と電気化学的な安定性の改善を目指す。
 
ナノ相分離構造制御による新規イオン伝導性ポリマーブレンド (KEYWORD:ポリマーブレンド、ソフトイオン伝導体、相分離)  概要:微細な相分離構造の制御により、高いイオン伝導性と力学的強度の安定性の両者を達成できる新しいイオン伝導性ポリマーブレンドの作製を目指す。
 


受賞学術賞

第7回ブリヂストンソフトマテリアルフロンティア賞 (2016/05)
平成27年度高分子学会日立化成賞 (2015/09)
日本ゴム協会誌 第58回優秀論文賞 (2011/05)
平成19年度高分子研究奨励賞 (2007/05)



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