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| | | 利己的遺伝子のたくらみを暴く:動物って誰のため、何が目的でそう振る舞うの? |
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| 動物は何らかの目的を持って行動しています。生き残るために食べ物を探し、捕食される危険がせまれば、安全な場所に逃げ隠れします。子孫を遺すために、雄は雌を求めてケンカをし、雌はより優れた子を産むため、立派な角やきれいな羽の雄を選びます。
なぜ動物はこのように振る舞うのでしょうか?動物の行動の究極の目的は、より優れた子をより多く遺すこと。なぜ動物はそれを目指すのか、その理由を突き詰めていくと、最終的には遺伝子に行き着きます。遺伝子は、自らの生存を目指し、際限なく増殖し続けることを運命付けらています。それが、遺伝子の基本的性質です。この遺伝子の性質が、動物をそのように行動させるのです。これが、現代の進化理論が示す、動物行動の基本的原理です。
われわれの研究室では、このような基本的考えに基づき動物の行動が実際に生存と生殖にどのような役割を果たしているか、また、行動はどのような仕組みで起こるのかを研究しています。例えば、モンシロチョウの雄は紫外色を含む雌の羽の色で配偶者を特定すること、雄は効率的に雌を探すため探す場所や時刻などを「考慮」していること、一方雌は交尾すると交尾拒否姿勢をとって雄をさけること、この行動には「交尾拒否ホルモン」が関与していることなどを明らかにしてきました。この他、・ハタネズミでは姉妹どうしは仲良く繁殖するのになぜ非血縁の雌どうしでは時に子殺しさえするのか、・劣位のハムスターの雌はなぜ雄胎児を間引き(流産し)娘をより多く産むのか、・ミツバチの女王はいかにして、また何の目的で雌雄を産み分けるのか、・アリはなぜ協力したりしなかったりするのか、またそれに血縁はどう関係しているのか、などといったことを研究しています。
私たちはこのような教育・研究を通してみなさんが広い視野に立って、ものごとを体系的に把握するとともに、自ら問題を発見し、その本質を正しく理解・考察して、解決への道を見つけ出せるようになることを目指しています。 |
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| | | 1985年 茨城大学理学部生物学科 | 卒業 | | 1991年 筑波大学生物科学研究科生物学専攻 | 博士課程修了 |
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| | 昆虫とその細胞質に寄生する2本鎖RNAの進化的関係 1994- (KEYWORD:利己的複製体、進化) | 社会性昆虫における血縁選択説の検証 1994- (KEYWORD:) |
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