農学研究院 生物制御科学部門
准教授
仲井   まどか
NAKAI   Madoka



博士(農学)、修士(医科学)、農学士
共同・受託研究希望テーマ
共同・受託研究実績
著書
論文
研究業績(その他の活動)
知的財産権・特許
所属学会
研究発表、招待講演等

本学・兼務所属

農学部 応用生物科学科
農学府 生物制御科学専攻


教育と研究

昆虫の病気 その科学と応用


野外で昆虫の観察をしていると、卵から成虫まで無事に成長する個体は非常に少ないということに驚かされます。これらの昆虫の死亡原因を探ると、様々な天敵が昆虫の密度を低下させています。昆虫の天敵には、クモなどの捕食者や、昆虫の体内に寄生して最終的にはその寄主昆虫を乗っ取ってしまう寄生蜂などの捕食寄生者、それにウイルスや微生物などの病原体があります。また、捕食寄生者や病原体の中には、寄主昆虫の生体防御機構を免れさらには寄主昆虫の発育を制御しながら自らの繁殖に成功を納める巧妙な仕組みを持ったものがあります。しかし、昆虫とこれら病原体との相互作用については、まだ明らかにされていないことがたくさんあります。私は、生理学と生態学という2つのアプローチで昆虫病原ウイルスの持つ巧妙な適応戦略の謎に迫ろうとしています。 また、害虫防除の目的でウイルスや寄生蜂などの天敵を野外に散布する「バイオロジカルコントロール」は、化学農薬に換わる農業法として農業の現場で既に利用され始めています。当研究室では、ウイルスの散布が環境に与える影響やウイルスに対する害虫の抵抗性の発達機構などについても研究しています。 このように天敵と昆虫との相互作用に関する研究は、より安全で効率的な天敵の利用方法を確立する上でも重要な研究分野です。


キーワード

昆虫,ウイルス,害虫防除, 天敵


職歴

1989/04-1992/12 青年海外協力隊(派遣国:スリランカ民主社会主義共和国, 職種:植物学)


出身大学院等・出身学校

1997年 東京農工大学連合農学研究科生物生産学専攻  修了
1989年 筑波大学医科学研究科医科学専攻  修士課程修了
1987年 東京農工大学農学部植物防疫学科  卒業


研究分野

昆虫病理学
植物保護
応用昆虫学
基礎ゲノム科学


研究分野・キーワード

生物的防除 昆虫ウイルス 天敵微生物 宿主制御 昆虫 内分泌 ウイルス


研究テーマ

昆虫ウイルスによる鱗翅目幼虫の内分泌制御について 1997- (KEYWORD:昆虫ウイルス 内分泌 鱗翅目)
  
昆虫ウイルスと寄生蜂の相互作用 1996- (KEYWORD:昆虫ウイルス 寄生蜂)
  
茶園において昆虫ウイルスの高有病率が生じる生態学的要因についての解析 1996- (KEYWORD:茶園 昆虫ウイルス 生態学的要因)
  


受賞学術賞

日本応用動物昆虫学会奨励賞 (2001)



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